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学生広報部レポート/「ギネス世界記録™」で学ぶ地域活性化
2022/3/28
学生広報部レポート
「ギネス世界記録™」で学ぶ地域活性化
嘉悦大学では「世の中の面白いを学問する」をコンセプトに「eスポーツマーケティング」や「炎上経営学」をはじめ、多くの講義で世の中の面白いを追求しています。その中でも日本の大学ではこの嘉悦でしか学べないものを扱っている「プロジェクト企画実践」について取り上げていきたいと思います。
プロジェクト企画実践の概要
プロジェクト企画実践は、東日本大震災の復興支援活動として福島県を中心にギネス世界記録への挑戦を支援し、8回認定された経歴のある神酒太郎先生が講師を務める「ギネス世界記録」を扱う講義です。様々な事例を調査・考察しながら、地域の課題解決により効果的な「ギネス世界記録」の挑戦方法を考え、挑戦に必要な知識を学び、実践的なスキルの修得を目指します。
記録挑戦には、企画力・記録を達成する能力のみが求められるわけではなく、実際には多くの関係者による協力が必要となるため、「コミュニケーション能力」「プレゼンテーション能力」の重要性についても学び、最終的に記録挑戦をすることで、さまざまな企画運営・実施に必要な「実行力」(知識・スキル・行動力)も学ぶことができます。そして授業の最後に活動内容をまとめ最終発表を行っています。
プロジェクト企画実践ではどのような狙いを持ちどんなことを学べるのか “世の中の面白い”ポイントはどこなのか?実際にこの講義を履修していた学生広報部の小平が講師である神酒先生にインタビューしていきます!
講師インタビュー
それが学生たちにとっては、自分がやっていることが地域の役に立っているとすごく実感できる。実際認定されたら、世界一になったことが新聞やテレビに載って、いろいろ周りからも評価される。評価されたりすると自信になるし、また次に挑戦しようかなと思えるところが魅力だと思ってます。
あとは来てくれたゲスト講師の人に喜んでもらえる。講義のスライド資料などを作るのはめんどくさい作業なんですけど、それよりも学生の意見を聞くっていうことが社会人になるとあまりないらしく、自分たちがやっていることを大学生がどう思うのかという感想のフィードバックをもらえることが貴重で、来てもらった皆さんにはすごく喜んでもらえました。
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学生に好評だった特別講義 |
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最終発表の様子 |
今回お話を聞いた講師

神酒 太郎 嘉悦大学 非常勤講師
一般社団法人59の世界記録 代表理事
2011年慶応義塾大学大学院在学中に学生団体を設立し復興支援を開始。「59の世界記録 -FUKUSHIMA PRIDE-」を主催し、福島県内全59市町村でギネス世界記録認定を目指す。これまでに福島市・郡山市等で8件の記録に認定。
2020年、嘉悦大学非常勤講師に就任。
ギネス世界記録保持者。(Fastest bum walk(100m))
終わりに
私たちが普通に生活していると年末の紅白歌合戦でのけん玉のチャレンジなど、テレビで見るものという身近なイメージのない「ギネス世界記録」。参加する機会すらあるかないかだったものを自分たちが企画して挑戦する。そんな経験を大学1年の段階でできたのはこのプロジェクト企画実践を履修したからだと感じています。
現在、コロナ禍によって対面のイベント形式での挑戦はできていない状況なので、オンラインイベントでのギネス世界記録挑戦になりました。イベントを実施するという実践的な講義ゆえにイベントを企画することの難しさや人を集めることの大変さなど、自分たちが参加する側から作り手側へとなってみてわかることが本当に多いなと感じました。ギネス世界記録に挑戦してみたい、企画のノウハウを知りたい、自信をつけたいなどいろんな人にとって為になる授業だと思います。
また、この講義はSNSで普段の講義の様子やゲスト講師による特別講義映像などを載せているので気になった方はチェックしてみてください。あなたもプロジェクト企画実践を履修してギネス世界記録に挑戦してみませんか?
プロジェクト企画実践ブログ:https://kaetsu-project.blog.jp/
文責:学生広報部 小平 奏(嘉悦大学 経営経済学部1年)
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