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学生広報部レポート/マインクラフトで街おこし!?岡本研究会がICT×企業・地域で課題解決!

2021/3/12

学生広報部レポート/世の中の“面白い”を学問する現場から6
マインクラフトで街おこし!?岡本研究会がICT×企業・地域で課題解決!
~商店会連合会・IT企業との産学連携プロジェクト~

 

今回は、嘉悦大学で行われている研究会の活動に注目していきます! 嘉悦大学では、2年生から専門ゼミナール(研究会)に所属します。学生は、様々な教員の研究会から自分のキャリアや興味に合った研究会を選択していきます。さらに嘉悦大学には学内での研究活動だけではなく、企業と連携して活動している研究会がたくさんあります。
なかでも今回は岡本研究会に取材しました! 岡本研究会は、ブロックを使った建築やサバイバル生活を楽しめるコンピュータゲーム「マインクラフト」を活用してユニークな事業提案・実践を行っている研究会です。
今回は、岡本研究会の方5名にお集まりいただき、座談会の形で取材させていただきました。

 

<インタビュイー紹介>
・加賀悠太さん(3年)
・遠藤優さん(3年)
・木内貴大さん(3年)
・立川倖多さん(3年)
・柳澤喜允さん(3年)

 

<研究会紹介>

岡本研究会
インターネットを利用した情報発信やコミュニケーション、プロジェクトマネジメント、産官学での連携を行っている研究会。新宿区商店会連合会からの「新宿区の商店会を活性化させたい」といった課題を、情報システムとICTサービスを提供するエボルブアイティワークス株式会社の協力を得ながらICTを活用して解決していくことを目的としている。

 

皆さんはどのようなプロジェクトを行っていますか?

加賀: 「若い人に商店街や新宿区への興味を持ってもらおう」をコンセプトに、若い世代に人気のゲーム「マインクラフト」を使用したプロジェクトを行っています。
マインクラフトは若い世代に人気があるゲームだということで、若い人に興味を持ってもらうきっかけにはいいんじゃないかと柳澤くんたちといろいろ議論しまして、出たアイデアになります。

柳澤: マインクラフトは初めからアイデアにあったわけではなく、ご高齢の方が多い商店会様からICT化を促進してほしいと依頼されていた中に、新宿区自体の魅力を発信するというプロジェクトがありました。どうやって発信していくか、アイデアを出し合い、模索していくうちにマインクラフトという言葉が出てきて、そこから膨らんだのかな。

加賀: そうですね。マインクラフト内で店舗を再現してみてはどうかとか。最初はブロックを積み上げて、建造物のまま再現する予定だったのですが、設計図を作って立体物を作るのは少し作業量が多くて、つまずきました。どうにかして作っていく方法はないかということで、壁画として制作するという感じになっていきました。

 

このプロジェクトはどのように進めていますか?

加賀: まずはマインクラフトで何を作るかというテーマ決めを、週1回の研究会の中で各自のアイデアを共有します。それを新宿区商店会連合会様や、エボルブアイティワークス様にまとまったアイデアを出して、そのレスポンスを基にテーマを決めていくというのが第一段階。
第二段階にテーマになるイベントや建造物の写真をゲーム画面のようなドット絵にする作業があります。ドット絵にすること自体はインターネット上に変換してくれるサイトがあるのですが、良い感じにドット絵にできるように色味を調整したり、文字をコラージュしてより情報量を増やす作業をソフトでやることに1週間くらいかかりました。このドット絵がマインクラフトで壁画を作る際の設計図になるわけです。
第三段階はその設計図を基に壁画を作っていきます。これが毎週水曜日の夜8時くらいから。研究会活動自体は水曜日の昼間なんですけど、色んな人にマインクラフト上のフィールドであるワールドに来てもらえる、配信を見てもらえる時間を考慮して夜8時から9時の一時間を目処にYouTubeで配信を行っています。配信しながら制作していって、大体4、5週間かかりました。
また、それと並行して自分が、配信した映像にみんなで録音したイベントに関する紹介ナレーションを合成して、短い紹介動画を作ってYouTubeに投稿しています。木内くんには配信をするうえでのソフトの管理だったり、配信した動画の管理をしてもらったり。あと柳澤くんに研究会活動のホームページの情報を更新してもらったり。立川くんに情報の更新や、今日は何時くらいから配信しますという情報の発信をしてもらったりしています。
なのでチーム全体で最終的に、1枚の壁画を完成させるのに1ヶ月半~2か月くらいかかりました。そうして完成した壁画はこれまでに4枚あります。ちょうど2019年の10月頃はラグビーのワールドカップが開催されていた時期でそれに合わせて街の中にラグビーのフラッグがある様子が1枚目、神楽坂で行われているお祭りのワンシーンが2枚目、染の小道という新宿の中井という場所で行われているイベントの図が3枚目、花園神社という歴史のある神社の写真を壁画にするのが4枚目、という感じです。

 




※4枚目はドット絵の設計図。

 

ちなみに、この壁画なんですけども、だいたいブロックが何個ぐらい使われていると思いますか?
大体の計算ですが、1枚当たりブロック3万個は使っています。だんだんその辺もツールやコマンドを使いながら改善していって、花園神社の画像なんかは、こういう風に何マス区切りみたいな枠を柳澤くんが作ってくれてすごく作業しやすくなりました。いろんなツールを積極的に使うことでかなり作業を短縮することができました。

 

このプロジェクトの面白いところはどこですか?

加賀: 僕は単純に、色んな人と協力しながら1つ大きなものを作り上げるというのがすごく楽しいなと思います。この辺は何月何日までにやろうとかスケジュールを組むのは大変ではあるんですけど、その通りに進んでくれた時の喜びがすごく印象に残ると感じています。

柳澤: 自分はこの大きな1つのプロジェクトを通して、複数人で色々分担して1つずつ作業をこなしていくというのがすごく楽しくて。あと、マインクラフトの中に入ってみんなで一緒に作ったり会話したり、コミュニケーションの場が良いなと感じてます。

立川: 自分が面白いなと感じた部分は、マイクラを通して余裕な裏技をやるところです。勉強と同じでやらないことには始まらないし、解けると嬉しいじゃないですか。マイクラでも裏技を使うことで、早くやればよかったという後悔もありつつ、こういったことをやればよかったんだなということを学ぶことが楽しかったです。

木内: 自分はYouTubeの配信でマインクラフトの壁画がどんどん完成しているのを見ているのが楽しいです。

遠藤: マインクラフトプロジェクトで楽しかったことは、1からブロックの配置決めや色決めなどを、皆で話し合いながら、コツコツとブロックを積み重ねる作業が、とても印象深く楽しかったです。

 

<プロジェクトを行っている岡本研究会の皆さんの感想>

加賀: 僕はリーダー的なまとめる立場に立つことが多かったんですけど、こんな感じのプロセスを何週間でやってこれを何週間でやって、みたいなスケジュールを組むのがすごく大変でした。例えば研究会で集まれる日以外で行動しようとしたときに誰が何曜日に集まれるのかをまとめるのも大変で。そういったところからグループをまとめるにはこういうところに気をつけていけばいいんだろうかとか、こんな感じでスケジューリングしていけばいいんだろうか、とか考えることが沢山ありましたが、すごく勉強になりました。

柳澤: この活動が他と何が違うかっていうと、企業さんと一緒にやっているわけで、実際に会社を経営されている方が一緒に入ってやっていっているということなんで、会社の中でやるプロジェクトっていうのは実際こんな感じなんだなっていうのが実感できて勉強になりました。

立川: このゼミのTwitter の運営をやっているのですが、Twitterでの、ハッシュタグの大切さを感じました。#マインクラフトというハッシュタグを付けるか付けないかで相当みられる数というのが変わってくると思うので広く発信して色んな人に見てもらうためには大切だと思いました。

木内: プロジェクトを通して学んだことはマインクラフトのプロジェクトをやる前は生配信の設定とか簡単そうだなと思っていたのですが、いざ自分が設定してみたら超大変だなと学びました。

 

~取材を通して~

岡本研究会の皆さんのお話から、作業量が多い中でとてもうまく分担されていると感じました。みんなで大きなプロジェクトを達成していくことのやりがいが、研究会に入ることで学ぶことの1つなのではないかと感じました。また、コロナ禍で思うように活動ができないなか、岡本研究会の企業とのコミュニケーションは、Slackで連絡を取ったり、会議はZoomを用いたり、YouTube配信を行う際はゲームをやる人がよく使うDiscordというボイスチャットができるアプリケーションを用いて行うそうです。様々なツールを使い分けているところに、インターネットやICTツールを活用する岡本研究会らしさが表れていました。これからの社会で、様々なツールを活用して物事を解決していくスキルは重要になっていくと思います。大学1年生の私は現在、研究会を選択する時期にいます。今回、実際に研究会に所属する先輩方からたくさんの話が聞けて研究会選びの参考になりました。研究会で得る学びや私の目指す将来をよく考えながら自分に合った研究会を選んでいきたいと思いました!

 

岡本先生、教えてください!

1. 岡本研究会に参加する学生にはどのような姿勢で活動に取り組んでほしいと考えていますか?
自主的に行動することを望んでいます。
自分で情報収集し試行錯誤しながらでも解決策を見つけだせるようになってほしいと思っています。

2. 岡本研究会が目指すことは何ですか?
人がやってないことやってなさそうなことに挑戦することです。

3. 嘉悦大学への入学を検討している高校生へメッセージをお願いします。
大学に進学しても社会に出ても努力する姿勢や素直さが重要になります。
新しいことに挑戦してたくさん失敗してください。
一つ一つの失敗を糧に成長していければよいと思います。

 

岡本先生、岡本研究会の皆さん、ありがとうございました!
そして興味を持ったそこのあなた!ぜひ岡本研究会のYouTubeやSNSを見に行ってみてください!

 

<岡本研究会のTwitter、YouTube、活動紹介サイトはこちら!>

Twitter
https://twitter.com/okamotolabo?s=21
YouTube
https://www.youtube.com/channel/UCbrO81y2LfmW4wW0XpJ74IA
サイト
https://sites.google.com/view/okamotolab/home?authuser=1

文責:学生広報部 和泉真菜(嘉悦大学経営経済学部1年)

 

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